知っておくべき相続手続きをする上での必要な知識

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当事務所「宮崎相続遺言相談センター（湯浅敏幸司法書士事務所）」は、宮崎を中心に相続に専門特化した事務所です。

大切な家族や親族が亡くなった際には、「相続」を考えるタイミングになりますので、相続手続きについて準備をしておきたい方、相続手続きをスピーディに終わらせたい人は、専門家に相談することをおすすめします。

まずは相続手続きの流れを見てみましょう。

相続手続きの流れ

平成元年以降に作成された公正証書遺言であれば全国の公証役場で「遺言検索」が可能になります。
遺言書があるかどうかもまずは先に確認する必要があります。

役所より戸籍謄本等を取り寄せて誰が相続人となるのかを調査します。
自分が知らない相続人がいる可能性もあるため、戸籍謄本を確認した上で相続人を把握することが重要です。

亡くなった方（被相続人）が残した財産すべての洗い出し、どういった種類の財産があるかを確認します。
相続財産を誰が相続するのかを決めるために、まずはどういった財産があるかを確認します。

被相続人の負債（借金など）を引き継ぎたくない場合に選択する必要があります。

・相続人としての立場を放棄すること：相続放棄
・相続財産を超えた借金を負担しない：限定承認

被相続人の確定申告が必要な場合にのみ申告が必要になります。

準確定申告とは、亡くなった人の生前の所得税についての確定申告になります。亡くなった人の代わりに、相続人全員が共同で確定申告を行います。

相続人同士で遺産分割について話し合い、まとまったら遺産分割協議書を作成

預貯金、有価証券、不動産、自動車等の名義変更

相続税の申告が必要な方は申告を10か月以内に行う必要があります。

相続財産や相続人の数によって納税が必要なのかなども把握し、相続に強い専門家に財産調査や、納税額がどれくらいあるのかを相談することも場合によっては必要です。

ご家族や大切な方が亡くなると、亡くなった直後から葬儀や法要、役所への届出など手続きだけでもやることが多く、非常に苦労されるケースがあります。

大切な方を亡くした悲しみの中で、こうした手続きを進めるのは精神的にも体力的にも負担が大きいのが現実です。

さらに、亡くなった方に財産や借金がある場合には、相続手続きも進めていかなければならないので、多くの人が相続手続きを相続人のだれかが行うか、専門家に依頼するかを決めなくてはいけません。

相続手続きには、相続放棄や相続税申告など期限が設けられているものもあるので、早めに進めておく必要がありますので、平日の日中は忙しくてなかなか進められない場合には、ご自身で進めるよりも相続に強い専門家に相談することが必要です。

相続に関わる専門家には、司法書士をはじめ税理士や行政書士、弁護士、また銀行が挙げられます。

専門家といっても全員が相続に強いという事ではなく、専門家に相談する際も注意が必要です。

不動産の名義変更を始め、相続手続き全般の一括代行を担うことができます。

遺産分割協議の作成や各種相続財産の調査などを、税理士は相続税の申告手続きを行います。

相続人間でトラブルや紛争が発生している場合に、依頼者に代わって遺産分割の交渉を行ったり裁判を行なったりします。